こんにちは。データワークス復旧事業部です。今回はタイトルにもあります無線LANについてです。
昨今はパソコンに限らず、携帯電話(スマートフォン)、タブレット端末、ゲーム機器、テレビ、レコーダー、エアコン、冷蔵庫など昔では考えられなかった機器が無線LANでインターネットにアクセスできる時代になりました。
それに伴い無線LANでのトラブルも増えているように思われます。当店でもやはり時折店頭に無線LANの接続がおかしいような気がするなどのお問合せをお受けします。そこで、代表的なトラブルと改善できる可能性をご案内したいと思います。
まず代表的なのが「接続がよく切れる」が多いかと思います。可能性として元々繋がっていたのに最近よく切れるなどの場合はご自宅などの無線機器本体の「経年劣化」をまず疑ってみてください。
無線機器も故障などが起こる可能性がございますのでご購入から5年以上経過しておられるようであれば買い替え等をご検討頂く方が良いかもしれません。次に機器がそこまで古くなっていないのに急に繋がりが悪くなった場合ですがこれにつきましては原因が様々考えられます。繋がりが悪くなった前後に無線の機器を新しく追加していないかなどもあります。
また、ご近所の方が無線LANを新規で導入したなどの場合も「チャンネル干渉」の影響を受ける場合があります。無線機器で利用されている「電波チャンネル」は無料で利用できるものですが「帯域」と呼ばれるチャンネルは制限があります。昨今の無線機器は自動でこの「チャンネル」が開いている個所を探して接続するのですが周り近所に無線機器が多い地域などは空きがなかなかなく無線機器の応答待ち状態になり接続が切れるなどがあります。
この電波干渉などは専用の機器を用いて診断しないと正確なものは割り出せないので判断が非常に難しいです。
次に「速度が遅い」場合です。これについては原因として多いのが「無線機器の能力不足」と「回線速度の問題」の二種類が多いかと思われます。
「無線機器の能力不足」ですが大抵の無線機器には「ルーター機能」というものが搭載されております。これはご自宅の1回線を「疑似的」に複数台接続できるようにする機能です。通常のインターネットのご契約は1回線につき機器1台が原則ですが間に「ルーター」を挟むことで「ルーター」が複数の機器をインターネットにアクセスする割り振りを行っています。
もちろん「ルーター」にも機器ごとの「性能差」があります。低価格モデルの場合はメーカー様のパッケージなどに接続人数などの記載がある場合があるのでご参考にして頂ければいいのですが仮に1人使用の場合は大抵「3台ほど」が目安だとお考え下さい。
この「台数」は機器の台数ですのでスマホ1台も機器1台とカウントされます。なので4人家族のご家庭で皆さんがスマホを1台ずつお持ちの状態でそれ以上にパソコンやテレビなどを接続すると自動的に機器の能力以上のアクセスが行われて機器が止まるなどの症状がでて「無線が遅い」や「無線がつながらない」になります。
なので「無線ルータ」を導入される場合はご自身の機器の台数や環境をよく確認して能力に見合った無線機器を導入されることをお勧めいたします。
「回線速度の問題」については近年は光回線の普及などにより起こりにくくなっていますが過去にご契約された契約が低速なご契約の場合近年のホームページや動画サイトの視聴など快適行えない場合もございますのでその場合はご契約されておられる事業者様などにご相談されるのがいいかと思われます。
簡単に無線機器についてご案内いたしましたが、当店でも無線機器の導入やご相談は承っております。電波確認専用の機器は導入しておりませんので高度な解析はお受けしておりませんが一般家庭の無線環境の導入やご相談はお気軽に店頭にてお問合せ下さい。